カジノでおなじみのバカラは、ディーラーの進行によってゲームが進められる、勝敗が分かりやすいスピード感あふれるゲームです。
使うのはトランプカードとチップで、ディーラーが先攻と後攻にカードを2、3枚配るところからゲームが始まります。
バカラはカードの下1桁の合計が9に近い方が勝つルールなので、9を目指すことが目標となります。
先攻する側はプレイヤー、後攻はバンカーと呼ばれますが、これらはあくまでもゲームにおける仮想上の存在です。
ゲームをプレイする人はいずれかの勝利を予想するか、引き分けを予想してチップを賭けることになります。
ちなみに、カードはAを1、10からKまでを0として数えるのがルールです。
ゲームの流れを確認すると、バカラのテーブルの席についてディーラーが合図をしたら、勝敗を予想してベッティングエリア内にチップを置きます。
ディーラーがノーモアベットをコールしたら、ディーラーの手によってプレイヤーとバンカーにカードが配られます。
バカラは、ゲームをプレイするプレイヤーとディーラーの勝負ではなく、仮想上の2者の勝負で勝敗が決まりますから、そこを理解しておくことが大事です。
余談ですが、ルールに従ってカードが1枚追加されることがあります。
最後にカードをオープンにして勝敗を決めますが、9に近い勝者に賭けたプレイヤーが賭け金に応じた配当を受け取ることになります。
引き分けのバンカーを当てた場合は、コミッションの手数料を差し引いた上で配当が支払われます。
このコミッションは、カジノによって徴収するルールが異なるので、予め確認してからゲームに参加することをおすすめします。
世界的には賭け金の5%が徴収される5%コミッション、バンカーが6でプレイヤーに勝利した際に、賭け金の50%が徴収されるシックスバンカーハーフが主流です。
バンカーが3枚目で7を引き、プレイヤーに勝利した場合に100%を徴収する、ドラゴン7もあります。
ベッティングエリアには、プレイヤーとバンカーとそれぞれ2倍のエリアがあって、引き分けの同点に賭けるエリアも用意されています。
バカラは勝利すると最低でも2倍の配当が得られますし、ゲームは数十秒程度で終わり結果が出ますから、とてもスピード感があってスリル満点です。
いわゆるハイローラーに人気なのも頷けますし、シンプルなのに飽きが来ないのも納得です。
ルールはカードの読み方、ゲームの流れを頭に入れればほぼ理解したも同然で、後は実践あるのみです。
厳密には、低レートに多いディーラー任せのミニ、最も多く賭けた人がカードを開けるビッグ、手数料ありのコミッションと手数料なしのノーコミッションバカラに分けられます。
しかし基本的な部分は全て共通ですから、基本を覚えてしまえばそれほど難しくはないはずです。
攻略方法は過去のゲームを記録する罫線を見るのが原則で、プレイヤーとバンカーのどちらに流れがきているか捉えることが重要です。
ゲームはいずれかにいくら賭けるかという選択肢しかないので、この判断が勝利を左右したり収支に影響することになります。
実践で使えるのは負けを取り戻しやすいマーチンゲール法、勝利における利益を増やすパーレー法などで、他にも使える攻略法は多いです。
複雑ではありますが、損失を安定的に回収してプラスに結びつけるモンテカルロ法も使えますから、後は自分にあった方法を見つけることが大切です。
ランドカジノだとメモを取ったり写真を撮影することはできませんが、オンラインカジノであればメモも写真も自由です。
攻略方法を確認しながら実践することも可能ですから、このゲームに興味を持って攻略したくなったら、オンラインカジノで挑戦してみるのが良いでしょう。